「こだわり シニアンナ」スタッフのなおです。
皆さん、この季節の水道水の温度を測ったことはありますか?
私は毎日、会社で電気ポットを使ってお湯を沸かすのですが、このポットに水温が表示されるんです。
先週、入れてすぐの水の温度は20℃でしたが、今日入れてみると15℃でした。
5℃間隔での表示なので、14℃なのか、18℃なのか細かくは分かりませんが、着実に寒くなっているんだと、こんなところで季節を感じたりしています。
さて、第88回「こだわりシニアンナ」は、株式会社ワイズの柳さまをお迎えして「やしの束子」と「しゅろの束子」をご紹介いただきました。
株式会社ワイズは、今回が2回目のご出演になります。
前回は、さまざまなスポンジを用途別にご紹介いただきました。
放送の後「スポンジを買うときはよく見てみます」「どんなスポンジがあるのか売り場に行ってみました」等リスナーさまからのお便りをいただいた放送回でした。
今回は前回とは少し変わり、こだわり「束子」のご紹介です。
どのようなこだわりがあるのかお聞きしました!
「束子」といっても、何が材料として使われているか考えたことがある方は、もしかすると少ないかもしれませんね。
「束子」が誕生した頃は、しゅろの繊維を材料としていました。
しかし、大正末期から昭和初期にかけてしゅろが不足してきたため、しゅろより安価なやしの繊維を使用し始めたそうです。
ということは、今回ご紹介の商品は、希少性の違いだけで大きな違いがない?
そんなことはありません!それぞれ適した用途があるんですよ☆
やしの木の皮ではなく、実の皮からできています。
実から剥がした長い繊維は、手で丁寧に洗い、束にされ、束子になります。
通常1つの実の繊維から束子を3個程度作ることができるのですが、「やしの束子」は束ねた繊維の真ん中のみを使用するので、1個しかできません。
真ん中の繊維の太さが均一なところを使用することで、抜けにくく耐久性のある品質の高い束子ができるのです。
また、やしの繊維は、しっかりとしているところが特徴です。
ザルやシンク、しっかり洗いたい物や場所に便利です。
特に洗いにくいザルの網目には細い繊維が入って、汚れを搔きとってくれます。
次に「しゅろの束子」
こちらは、しゅろの木の皮からできています。
冒頭、材料の不足を説明いたしましたが、現在も状況は変わることがなく、一気に木から全ての皮を剥がす訳にはいかないので、材料は限られているそうです。
剥がした皮は、やしの実の皮と同様に手作業で繊維を整え、束子になります。
また「しゅろの束子」も「やしの束子」と同様に、繊維の太さが揃った部分を使用しているので、耐久性が高く、繊維が抜けにくくなっています。
とても貴重な素材を使われていることが分かりますね!
そしてその特徴は、やしと比べて柔らかく、細いところです。
私も触ってみましたが、意外に柔らかくて驚きました!!
用途としては、フライパンやすり鉢、まな板を洗う時にオススメです。
フッ素コーティングのフライパンでも大丈夫です。
簡単な汚れでしたら、洗剤なしで洗ってもスッキリ落とせますよ♪
また、天然植物性の油分がついていますので、水で洗えば、束子に付いた汚れもサッと落とせます。衛生的にご使用いただけますね♪♪
今回ご紹介の「やしの束子」と「しゅろの束子」、手のひらにのる束子1つにこんなこだわりや機能があるなんて、想像しませんよね?
使い始めたら、きっとその魅力を体感していただけますよ♪♪
次回89回放送は、皆さんの多くがご存じのあの商品が変身して、お掃除用品になりました!!
どんなものか想像してみてくださいね♪♪
それでは皆さん、次回も「こだわりシニアンナ」をお楽しみに~~♪
第88回放送はこちらからお聴きいただけます。聴き逃した方は再生マークをクリック!
番組内でご案内したプレゼントについては以下より応募可能です。
一緒にご感想もお待ちしております♪♪
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